6/29は「東急から急行で、渋谷の四階へ〜リエゾンカフェワンマン」

祖師谷のムリウイでのライブありがとうございました。
楽しかった、とてもいい雰囲気でした!

ところでこないだ気づいたんだけど、
誰かが流れに一石を投じるっていうか、反対意見を言ったとき、
そこから私の頭の中では山田太一ドラマごっこが始まるのです。

「そんなことないんじゃないかな?」(女)
「何いってんだよ、みんなそうやって暮らしてんだよ、甘えたこというなよ」(男)
「甘えてるかもしれないけど、そればっかりじゃないんじゃないかなって」(女)
「彼女のいうこと、俺は賛成だね」(山崎努がよくやるがんこなじじい系の人)
「じいさんはのんきな暮らししてるからそんなこといえるん

長くなるので以下略。

流れに沿って生活を営んでいる普通の人たちが、いきなり
濁流にのみこまれていく感じが山田太一にはあって、
こうやってよくギャグにしたくなるけど、
ドラマみるとやっぱりわかってても感動しちゃう。

一見おとなしく羊のように生きていたって、
みんなそれぞれ思うことはあります。
世の中って声の大きな人だけクローズアップされるから、
山田太一みたいな、陽の当たらない場所にいる人たちを
描くテレビドラマがもっとあればいいのにって思います。
あれ、若い人は山田太一なんて知らない??
古いとこでは「ふぞろいの林檎たち」などを書いた脚本家ですよ。


また話ちがうんですけど、でも関係あるんですけど、
韓国の映画の「ムサン日記〜白い犬」っていう映画みました。

巷のグンちゃん的な韓流には
まったくのれないまま今に至っていますが、
韓国の映画って、面白いのたくさんあるのかもしれませんね!
(疎いのに適当な発言すいません)
残念なことにお客さんは少なかった。
ミニシアターの映画館て今こんなものなのでしょうか。
まだ全国いろんなとこでやってるからぜひ観て!

脱北者が主人公の映画なんですが、そういう政治的な
ことを抜きにしても、ひりひりする痛みが伝わってくる
映画でした。
良いものを見るとつい人にもすすめたくはなるんですが、
実は体験したそのときに自分に響いたということが
一番大事なことで、同じ自分でも、一年前に観ては
感じなかったかもしれないし、表現には出会うべき
タイミングが必ずあると思っています。
そういう出会い方をすると、
その表現は忘れられない個人的なものになって、
自分の血肉になってくれて、
また明日からを生きて行けるという気持ちになれます。
まだまだできていないかもしれないけど、
自分も表現に関わる以上は
そんな音楽をしなくてはと、思います。



長くなってしまいましたが、
今週金曜6/29に渋谷のリエゾンカフェで
2人だけのワンマンライブがあります。

前の日記にも詳しい経緯は書きましたので
ご覧下さい。

この日は、くじらいまゆみさんがお料理を
売り歩いてくれます。小さな単品で好きなものだけ
買えるから、お酒を飲む人も飲まない人もきっと
満足できると思います。

告知したように、発表してない音源などを
かけていこうと思います。
私が今選曲しているんだけど、
わんだの昔の音源がかなり良くて、
セレクトしてたらすごい量になっちゃった!
今から厳選します。
私たちのような非有名人が昔の音源かけるなんて
多分もう二度としません。
でもリエゾンでくじらいさん最後だから、
すごく特別なんです。なんでもアリです。
2人でおしゃべりしながらかけていこうと思います。

あと、20時からスタート予定ですが、
19時開場なので、19時半くらいから
わんだにDJしてもらいます。わんだの初DJ…
先日は「ベートーベンかけてもいい!?」と
はしゃいでいましたがどうなるのかな…。


ご予約1500円で当日1800円です。

おそらくこれを最後に少しワンマンや企画はお休みです。
次は秋くらいにできればいいな。
ぜひどうぞ。

●6月29日(金)
場所:渋谷リエゾンカフェ
出演:yojikとwanda
http://www.liaison-cafe.com/
開場開演:19:00/20:00 
料金:前¥1500/当¥1800(D代別途)