名古屋KDハポンの「フィロカリア」

気づいておられますでしょうか。
今回のレコ発、名古屋だけが2回行われることを。

フィロカリアを出したのが昨年9/4。
大阪にまず2人ですぐのレコ発ライブに行きました。
これが10/17。
翌日の18日には名古屋で、これは史上最大の「フィロカリア」売り上げを記録しています。
名古屋だけ、2人で行くよ編とバンドで行くよ編の2回を行うのはなぜか。
それは、シンプルにどっちも名古屋でやりたいからです!!

ここ数年のヨーワンは、確実に名古屋に育ててもらっているところがあると私は信じています。
初見のミュージシャンを見る態度がありえないくらい開いている。そのくらい場所と人が絶妙なバランスでポップミュージックを支えているからです。
レーベルの小田さんが初めて会った時、インディのコミュニティ感をあまり好きでないと言っていた気がします。そもそもどのコミュニティにも入りようがないヨーワンですが、確かに今ある音楽シーンに入りづらいのが知名度の上がらない理由かもしれません(そんな音楽家をレーベルから出してくれる小田さんの勇気)。が、私は名古屋のあの自由で偏見がなく豊かな感じに、閉塞的なコミュニティ感を全く感じませんでした。東京にしか住んだことのない世間知らずの私は、「こういう場所があるんだ!」と驚いたような気がします。ナゴミハイツのスタッフが、仲が良いのにベタついてない、楽しそうなのに遊びじゃない感じはこういうとこからも来ているのでしょうか。

あんまり場所と人柄を結びつけることに意味はないだろうし、名古屋の音楽シーンは広いのでしょうから、私の思い込みにすぎないところもあるでしょうが、一方的な印象では、お客さんとして音楽(あえてジャンル分けしない)を楽しむことにもっとも能動的な場所の一つが名古屋ではないかと思ったりします。(能動をお互いが強要せず反応がバラバラなところも。)

そして名古屋の産む音楽家の素晴らしさ!
名古屋には素晴らしいミュージシャンがたくさんいらっしゃいますし、私もほんの一部しか知らないかと思います。今回Ettという(名古屋のみなさんの方が詳しいでしょう)、息長く活動しているお二人に共演していただくのは、自分にとっては必然のような気がしています。

Ett

私たちはなかなか見ていただける機会の少ないバンド編成。フィロカリアのレコーディングを一緒にしてくれたメンバーのうちの3人、イトケン、服部将典吉田悠樹。とてもとても良い日になると思います。


どうぞ、1/31(日)KDハポンの夜、yojikとwandaを楽しんでください。
お待ちしております。


●2016年1月31日(日)名古屋 K.D.ハポン
〈フィロカリア〉発売記念ライブ〈バンドだよ名古屋編〉
「Ettとyojikとwanda
出演:yojikとwanda(+itoken、服部将典吉田悠樹)/Ett
開場 18:30 開演 19:00
予約 \2000 当日 \2500 (共に+1d \500)
K.D.ハポン名古屋市中区千代田5丁目12-7
http://kdjapon.jimdo.com/
※予約はお店メール kdjapon@gmail.com 電話 070-5257-1324
またはyoyaku.yowan@gmail.comまで


そして、soundcloudで初公開!!
「フィロカリア」から
アルバム最後の曲「タリスマン」をどうぞお聞きください。
https://soundcloud.com/yojik-1/qq0jrhxjjdph